ベンジャロン焼き
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こんなやきものをタイで見たことありますか?
ちょっと見ただけだと七宝焼きにも見えてしまいそうな質感
これはタイの王室御用達の歴史を持つ
ベンジャロン焼きというやきものなんです
ルックス的には薩摩焼に似ていますね
金がたくさん盛ってあって豪華
このベンジャロン焼きの歴史はアユタヤ王朝からとされています
17世紀あたりからでしょうか
やはりアユタヤもMRS パックラフト セルフベイラースコータイと同じように
中国からやきものが伝わってきたんですね
スコータイ時代は13世紀くらいですので
伝来してきた様式が違います
スコータイではサンカローク焼きに見られるような素焼きものや
セラドン焼きなどの青磁がありましたが
このベンジャロン焼きの時代は
中国ではすでに色絵が作られてました
色絵というのは日本の有田焼、古伊万里焼などに見られる
色彩豊かな絵が施された磁器ですね
その華やかさからベンジャロン焼きは王室御用達の食器として
製造されるようになったんです
そうして時代がくだり
貴族や商人にも流通するようになり
現代のように高級食器として浸透することとなったんです
さて、というわけで
そのベンジャロン焼きの工房が
メークロンから近いところにあるということで
今回は行ってみることにしておりました
ホテルのスタッフに聞いてみると
すぐにわかり
(意外と行く人多いのかな)
トゥクトゥクをよんでもらいました
まあ地方に行くと移動手段はトゥクトゥクなんですが
このトゥクトゥク
結構高いんですよね
すぐ100バーツとかいうので
バンコクで100バーツも出せば
結構遠くに行けるんですけどね
まあラオスよりましですが
ということでホテルのレセプションで待ってますと
トゥクトゥクがやって来たので
乗り込みます
そして北西に走ること15分少々
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着きました
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なんか芝があって
植物も多く
涼し気な別荘のよう
またトゥクトゥクを探すには難しそうな場所だったので
1時間後に来てもらうようトゥクトゥクの運転手に伝えます
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さて入ってみましょう
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建物の右に工房がありました
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ここで絵付けをしてるんですね
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白磁の生地の上に文様を描いていきます
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ここでは案内の方が
ベンジャロン焼きの歴史や製法について解説してくれました
焼きの温度は透明の釉薬のかかった生地を焼くのに
だいたい1200〜1300度くらいで
絵付けの終わったものを再度焼くのが700度程とのことで
おおむね有田焼と同じくらいかな
この幾何学的な文様は歴代の王に関する文様らしく
最もポピュラーなのはラマ2世、ラマ5世の時代のモチーフなのだそうです
金を使用しだしたのがラマ2世からなので
やはり金襴の歴史的モデルは人気なんですね
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となりの部屋は展示室になっています
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この方ピンスワンさん
王室に認められたベンジャロン焼きの匠です
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きれいな文様の食器が並んでいます
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これ、2003年のAPEC首脳会談の会食用の食器モデルで
小泉純一郎元首相用の皿と同じものだそうです
裏に小泉元首相の名前が入ってました
このように政府の要人のため
国賓向けのためにベンジャロン焼きを収めているんですね
いかに評価されているかがわかります
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ここの食器は気に入ったものがあれば
オーダーメイドできるんです
完成までおよそ4ヶ月くらいだそう
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小物もありました
このへんは110バーツとのことでおみやげにはいいかも
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工房の裏に案内してくださいました
これは型をはめてプレスするものです
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杯の型
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これは素焼きと釉薬のかかったものを焼いたぐい呑です
きれいな白磁
柿右衛門ほどではないですが
白磁が真っ白というより
ほんの少し乳白色です
やはり絵付けをするには真っ白より映えますね
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というわけでもう17時近い時間
閉館も間近ということで
次の目的地
アムパワーへ向かいます
ではまた続きで
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